山川砂むし温泉 砂湯里(さゆり)

鹿児島へ出張で一仕事終えて指宿へ。

砂むしなら「砂湯里(さゆり)」がオススメですよ。

指宿と言ったら名物の砂むし湯には是非入ってみたい。泊まった宿で相談したら即答が返ってきた。ということでウナギ温泉につづいて砂むしへ行ってみます。

この温泉、海岸で海を見ながら楽しめるのがポイント。指宿の街中からは遠いけどバスも出ている。この日は台風の影響で、今日は入れないかもって話。問い合わせせしてみると、やはり海岸は波があってダメ。でも、一段高い場所にも砂むしがあるので、そこは午前中2時間は大丈夫とのこと。電話ではよく分からなかったが、午後には温度が下がるのか?
時刻はまだ9時前、タクシーで向かう。行くとびっくりなんだが、急斜面の道を下った崖の下にある。
写真撮り損ねたのでG+のサイトの写真貼っとく。

防波堤沿いの道の行き止まりが砂むし温泉。ちょっと見にくいが、その先の崖を登る階段(写真の赤いところ)を登ると、その先に露天風呂があるんだけど、この日は風と蒸気が凄くて断念。というかキャリーバッグ担いであれ登るのムリ。
そして砂むし湯に初挑戦。浴衣に着替えて砂むし場へ。係りの人の指示に従って横になると。。。
こうなった。

砂むし湯に埋まる
砂むし湯に埋まる

埋まってます。砂の重みと暖かさが心地よい。ポカポカしながら埋まっていると、波の音が聞こえる。砂に押される感じが気持ちいい。
 正面から見るとこんな。

砂の重みが心地よい
砂の重みが心地よい

なんだかよく分かりません。しばらくするとおしりが熱い。この身動き取れない状態で15分。汗が全身から噴き出す。

砂から出てシャワーで砂を落としていると、後から後から砂が出てきて砂抜きに失敗したアサリみたいな気分になる。そして内風呂にゆっくり浸かって終了。
湯上がりに食べたイチゴのアイスが旨い。そしてお約束の温泉卵。

地熱で直に蒸している
地熱で直に蒸している
地熱の恵み、温泉卵

地熱の恵み、温泉卵
風呂上がりの温泉卵は格別です。
風呂上がりの温泉卵は格別です。

甘みがあって旨い。
砂むしに入ると、体がぐったりするそうなんだが、それほどでもない。喉は渇いたけど、体質的に合っている。って思っていたら電車に乗ったらすぐに寝落ちした。かなり効いていたようです。
しかし、鹿児島って森が深い。帰りの車窓から景色を眺めると木々の密度が濃いというか、ミシッと詰まった感じを受ける。温暖で雨の多い南国の気候のせいですかね。

別府 鉄輪温泉(かんなわおんせん) すじ湯温泉

鉄輪温泉 すじ湯温泉

鉄輪むし湯の次に向かったのは「すじ湯温泉」
ここは共同浴場で入湯料100円。入り口を入ったところにある賽銭箱に100円を入れて進むと、いきなり浴槽。

写ってないけど、浴槽のすぐ右手に脱衣所。ここで脱いで、即入浴です。目の前が脱衣所なので、盗難の心配なし。
洗い場はおろか、水道もない。お湯の蛇口しかない。壁にはお湯を出しっぱなしにすると、熱くて入れなくなるのでちゃんと止めろの注意書き。うっかりお湯を入れすぎると自然に温くなるまで入れないんですな。忍耐力が試されます。
注意書きには、体を洗いたい人は他所の風呂へ行ってくれとまで書いて有る。すごい割り切り。源泉掛け流し以外の何物でもない。成分が濃そう。
風呂で一緒になった地元の方(以下、ジモティ氏、推定65歳)によると、このお湯は肩のコリとか、筋肉の痛みにいいとか。名前のとおり「すじ」に効くらしいです。ジモティ氏は2,3日おきに通ったら、帯状疱疹の後遺症が大分楽になったととか。(それ筋肉じゃなくて神経痛の一種だよねとか思ったのはないしょ)いろんな症状に効くようです。

とり天、だんご汁、琉球、やせうま

ジモティ氏に教えてもらった大分の4大名物。とり天、だんご汁ぐらいは知っているが、琉球とやせうまってなんだ?
とり天はこれ↓文字通りとりの天ぷら。実にビールに合う。

  だんご汁はこちら。豚汁に小麦粉で作っただんごが入っている。 お店で頼んだら、ごはんもついてきたので副菜らしいが、かなりお腹いっぱいになる。

話を戻すと、琉球は魚の切り身をタレに漬け込んだ料理。聞いた感じだと漬け丼みたいなものか?美味しそう。
やせうまは小麦粉を練って、伸ばして茹で、きな粉をまぶしたおやつ(主食?)。昔は里芋の粉で作っていたそうで、自然な甘みがあって美味しかったとのこと。確かにそっちの方が美味しそう。残念ながらどちらも食べる機会がなかったのが残念。
しかし、こういう話は地元の人からじゃないとなかなか聞けない。人が持っているコンテンツって面白い。
おまけ。

別府タワー

名所らしいですが、びみょー。上はレストランか?