ずいぶん昔、中学生ぐらいだったろうか。ダスティン・ホフマンの「マラソンマン」って映画を観た。話はよく覚えてないんだが、主人公がとんでもない面倒な事に巻き込まれて行くサスペンスだ。途中、主人公が捕まって拷問されるんだけど、担当は通称「歯医者」。ナチ残党の拷問のスペシャリストだ。主人公の歯をキュインキュイン削って、直接神経に苦痛を加えてくっていうとってもコワイ展開だ。見てて気分が悪くなるぐらい怖かった。
いまだに歯医者に行くたびにあのシーンを思い出す。ちょっとしたトラウマです。たぶん、あれが歯医者が死ぬほど怖い理由。
Wikipediaで調べてみたら、やっぱりあのシーンは有名みたいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/マラソンマン_(映画)
Wikipediaでストーリーの解説なしで、いきなり拷問シーンの説明のみ。かなり有名なんだな、あのシーン。ヤスダ少年の心にトラウマを残すだけの事はある。
同じ拷問にあったら、たぶん知らない事でも白状するな。
「坂本龍馬の暗殺はお前だな、キュインキュイン」
「はい、はい、私がやりました。蘇我入鹿も私です、寒い夜でした。ペラペラ」
とか、ある事無い事、余計な事まで白状してしまいそう。
いや、ホント怖かったです。