トマト味噌顛末記

トマト味噌が美味しいよ。
そんな一言で作ってみました。タイミング良く冷蔵庫にはそろそろ日付的にやばいトマトが2個。
刻んで鍋に投入。で、味噌は目分量で投入。コトコト煮込むこと数分。

それっぽいペースト状のものが出来上がりました。これまたタイミングよくご飯が炊けたので、トッピングしていただきました。

が、これって、ほぼ味噌。果てしなく味噌。ずっと味噌。目を瞑って、じっくり味わうと遠くの方にトマトの味がする。それはまるで、夜明け前の微かな光。というか、どうやら味噌の分量が多すぎた模様。
むー、完全に失敗だ。

ちょっと味を変えてみよう。すりおろしたニンニク、オリーブオイルを加えて更に煮込んでみる。イタリアン風だ。

再び、ご飯にトッピング。むー、濃厚で複雑な味わいに変わった。悪い意味で。トマト味噌というより、アンチョビペーストに近いような気がするが、遥かに方向違いだ。むー、これもいまいち。

どうも味が濃すぎる。これは、このまま食べてはいかんのじゃないかな?塩分多そうだし。

最終的に、味噌汁仕立てにしてみる。なんせ元は味噌だ。水を加えて、豆腐、ちんげん菜を加えてひと煮立ち。トマトの赤い色素(リコピン)に染まる白い豆腐。ダークなちんげん菜。いままで食べたことのない雰囲気の味噌汁が出来上がる。途中で加えたオリーブオイルが微妙な役割を果たしている。それでも味は可もなく不可もない味わい。どんぶり一杯分の量があったが完食。料理の見た目では完全な敗北でした。

やっぱりレシピは大事だ。ちゃんと作り方チェックして、近いうちに再挑戦しよう。


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