ビールを飲みながら、なんかつまみになるの無かったかなーって考えて、そういや冷蔵庫にFuet Casero(サラミ)があったのを思い出した。これね、かなり固いんだよね。
まな板(木製)に乗っけて、チカラいっぱいスライスしてたらまな板まで切れた。切れたところの木の繊維が毛羽立ったようになったの見て、ふと近所の和菓子屋のおじさんの事を思い出した。
田舎の実家の近くに和菓子の製造業を営んでいる家があって、子供の頃は、しょっちゅう出入りしてた。歳の近い姉弟がいたので、まあ要するに幼なじみの家だ。
仕事場なんかもよく出入りしてんだけど、仕事用のすごく大きなまな板があって、毎日モナカの材料の餅を、キレイに同じ大きさで切ってたなぁ。同じ位置で切るから、その位置だけまな板が凹んでて、ちょっと毛羽立ったような感じになってた。
あのおじさん亡くなって何年なんだろう?ふと思い出したら涙が出たよ。